こんにちは、KIMURAです!!
1月に、未知のウイルスが中国で広まり
そこから、一気に世界中に拡大して世界の
感染者数(確認者数)は500万人にせまっています。
死者は30万人以上、、、
まだ終息も見えていません
世界中が感染拡大防止策で経済が
止まってしまいました。
4月には原油の先物価格が
マイナス40ドルまで暴落しました。歴史的な大暴落です!!
リーマンショックを上回る経済危機になると
はっきりしました。
これからどうなるのか?
どれくらいヤバイのか?
今後どうなっていくのか気になり
調べてみたので書いていきます。
リーマンショックを超える
リーマンショックでは
「100年に1度の経済危機」として
大恐慌になるのではないかと懸念されましたが
アメリカの中央銀行に当たるFRBの
バーナンキ議長が恐慌の専門家だったため
適切な対応ができました。
そして、
世界の首脳が意思をひとつにして財政政策を実施し
大恐慌級の経済危機を免れたのです。
しかし、貿易や観光など経済のグローバル化が
さらに急激に進むなど
リーマンショックからわずか10年で襲って来た
今回のパンデミックは世界の環境は大きく変化し続けています。
大恐慌に至ってしまう可能性も否定できません。
世界恐慌や大恐慌になると、どんなことが起こるのか……。
経験したことのない経済危機の入り口に立っている
今できることがあるとすれば過去の歴史から
学ぶしかない、と思います。
世界恐慌とは?
世界恐慌が起きたのは
1929年から始まり1940年ごろまで続きました。
1929年の世界恐慌ですが
その発端はアメリカの経済悪化です。
大恐慌が起きる前の1914年から1918年
ヨーロッパを主戦場として
第一次世界大戦が起きていました。
その後、
アメリカは世界経済の中心であり続けたのです。
1920年代に入ってからはアメリカ国内の都市化が進み
住宅需要、道路整備、自動車産業にも追い風が吹いて
大変な好景気となっていきました。
そしてさらにお金を増やそうと、
アメリカ企業の株に手を出す人が増えたのです。
この株を買う動きは、アメリカ人の投資家だけでなく
世界中に広がっていきました。
しかしそのころ、アメリカ国内では、
過剰な生産力による「商品の売れ残り」が生じて
どんどんモノを作っても低所得者は
購入することができず
さらにヨーロッパの国々の経済も
持ち直してきたため工業製品も農作物も
少しずつ売れなくなっていたのです。
売れない商品をつくる会社の株を
持っていても、仕方ありません。
1929年10月24日、後にBlack Thursday
(暗黒の木曜日)
と呼ばれるようになるこの日
ウォール街のニューヨーク証券取引所で
株価の大暴落が起こります。
不安を感じた国民は銀行から預金を引き出し
銀行は倒産。
銀行が融資していた企業も倒産
企業に仕事をもらっていた工場も倒産……と
ドミノ倒しのように影響が広がりました。
1日に何人もの自殺者がでて、失業率が25%にまでのぼります。
アメリカはすでに世界経済へ強大な影響力を
もっていたため
この大恐慌は世界中を混乱の渦に陥れたのです。
こうして歴史を振り返ってみると
今の状況は、アメリカだけではなく
世界中の先進国で一斉に起きていますから
これ以上の経済危機になると言われてるのが
大げさではないと思いますね、、、
100年前とではグローバル化が進んでいて
各国の繋がり、影響力が全然違いますから
この時のアメリカのような国が出現し、
世界に大恐慌をもたらすように
なるかもしれません。
アメリカの対応と対策。
自国の経済を立て直さなくてはいけない
アメリカは、1933年に大統領に就任した
フランクリン・ルーズベルトのもと
「ニューディール政策」を実施します。
それまでアメリカは、
政府の市場への介入を限定的にした
自由主義的な経済政策をとっていましたが
ここからは政府が積極的に市場に
介入する方針へ転換します。
Relief(救済)
Reconstruction(復興)
Reform(改革)
という3つのRを目標に掲げて
具体的には次の対策をとりました。
・緊急銀行法
まず全国のすべての銀行を一時閉鎖し
政府が経営の内情を調査しました。
危機的状況にあった銀行を支援
再編することを約束したのです。
その後政府の管理下で再開させ、
通貨のコントロールをしていきました。
・NIRA(全国産業復興法)
反トラスト法を撤廃し
カルテルという企業連合を推奨。
企業を政府の監視下に置いて
生産量の調整をしました。
その一方で、労働者の最低賃金を保証し
彼らの団結権や団体交渉権を認めています。
・AAA(農業調整法)
農業の生産量を制限し、
作りすぎて余ってしまった分は政府が
買い取るようにして
農作物の価格の安定を図りました。
・TVA(テネシー川流域開発公社)
30を超える数のダムの建設を中心とした
大規模な公共事業を立ち上げ
大量に出た失業者を雇用しました。
日本の対応と対策
第一次世界大戦で戦勝国となった日本は
その後1923年に起きた関東大震災や
いくつかの恐慌を経験して疲弊していました。
そんな時にアメリカの大恐慌のあおりを受け
株の暴落や企業の倒産が相次ぎ
大量の失業者が出たのです。
とくに日本は生糸をアメリカに
頼って輸出していましたが
これも危機的状況に陥りました。
あまりの不況から子供を
身売りさせることもあったそうです!
加えて、イギリスやフランスは
ブロック経済という政策をとって
身内以外の国を貿易から締め出すようになりました。
資源に乏しく植民地も少ない日本にとって
輸出相手がいなくなったことは大変な打撃です。
1931年、当時の政府は金の輸出禁止を
決定して正貨の流出を抑えます。
1932年に農山漁村経済更生運動などの
政策を実施して、農村の負債整理を図りました。
同年、おおむね景気は回復したといわれてます。
今回の新型コロナ恐慌
今起きている新型コロナ恐慌は、
今までとは違い
ウイルスと経済が回らないコンボになってます。
世界大恐慌やリーマン・ショックとは違い
「経済活動をすれば、健康や命に関わる状況だ。
直ちに景気刺激策を打てば効果が出る、
という状況ではない」と政府は分析し
感染終息を最優先とする方針を強調した。
アメリカの失業率は世界恐慌の時の
24%を優に超える試算も出されました。
トランプが怒ってアメリカが中国と戦争するなんて
こともなくはないと思う
どうなるか本当にわかりませんね!
治療薬とワクチンが早くできれば
ウイルスは終息しますが
一度悪化した景気が回復するまでには
時間もかかるので
少しでも早い新型コロナの終息をさせるしかありません。
大きく世界が変わる転換期にきていますね。
社会が大きく変わる時にはいろんなことに変化が起きます。
いつの時も環境に合わせて変わっていきますよね!
生き残るのは、常に変化に対応できる企業や人です!
ピンチの時こそチャンスがあると言います。
楽観的に考え、何もしない人が多いですが
自分から動かないと変わらないのも事実です。
この新型コロナ恐慌を乗り超えるために、
稼げなくなって困っているというかた!!
他にも稼ぐ手段を持って
リスクヘッジしましょう。
自ら考え、行動している人には必ずチャンスが生まれます!
ワクチンや治療薬などを作ったりはできませんが
一人一人が何ができるのか考え行動して
助け合いながら、できる限りのことをして
自分で自分を守るしかないのかなと思います。
それではまた!