FX初心者必見!! アノマリー 短期トレード手法
ゴトー日・仲値
二つを利用した手法を紹介します。
◆ゴトー日アノマリー
企業の決済が5・0の付く日に多くなり、円を売ってドルを買うことからUSD/JPYが円安ドル高になりやすい。
ゴトー日(五十日)とは
5、10、15、20、25、30(月末日)
5・0の付く日が土日・祝日であればその前の平日になります。
★ゴトー日カレンダーはこちら⬇️からご覧いただけます。
◆仲値アノマリー
仲値が決まる前後は相場が動く可能性が高い。
仲値が決まる9:55ごろまでドル円が上昇し、9:55ごろから反転し下降しやすい。
仲値(TTM)とは
金融機関が、顧客と外国為替取引を行う際のレートのこと。
営業日、毎に日本時間9:55の価格で決まる。10時に仲値を公表。
◇トレード手法
上記の特徴を利用してゴトー日の朝9時ごろからドル円を買って10時前に売るだけ、ではございません。
アノマリーは過去の相場でそういった傾向が強い(優位性がある)だけであって、確実にそうなるということではありません。
さらに優位性を上げ、勝率を高くし利益を上げるためにいくつか工夫したり戦略を立てることが大切です。
ポイント
ゴトー日・仲値の特徴として大きく3パターンに分けます。
- 9時から9時30分にかけて上がり30分から10時前まで上がるパターン①
- 9時から9時30分にかけて上がり30分から10時前まで下がるパターン②
- 9時から9時30分にかけて下り30分から10時前まで上がるパターン③
その時の相場のトレンドによってこれらのパターンになりやすい場合があります。
例えば、ドル円が下落トレンドの時はゴトー日、仲値アノマリーであっても9時から下がる力は強いのでパターン③になりやすいと予想・想定して戦略を立てれます。
ドル円が上昇トレンドの時はパターン①になりやすいと予想・想定して戦略を立てれますね。
また、短期トレードですがトレンドを判断するのは長期チャートが良いです。
1時間足以上で抵抗線や支持線に当たらないかも確認しましょう。
◆週末や連休前のゴトー日はアノマリーが強い傾向(より狙い目)
◆週明け・連休明けにゴトー日がある場合は、アノマリーが弱い傾向
エントリー
◆ドル円が上昇トレンドであれば早めにエントリーをして9時半から10時前には決済するように戦略を立てます。
30分を過ぎても反転しないようで、あれば9時50〜55分ギリギリで決済とします。
30分の価格を下回ったら利確する等、ルールも決めることが大事です。
◇下降トレンドであれば無理にエントリーはしないで相場を様子見して、もしトレードするなら上昇傾向があれば小さくエントリーするなど調整。
あとは、9時55分から反転して下落したらドル円売りでエントリーを狙えます。下降トレンドの時はこれを狙った方が優位性あります。
よくわからなかったらエントリーはしない。
トレードは無理してするものではありません、優位性があり自信があるところだけできるところがいいとこです。
注意点
- 重要指標の内容で変動する恐れがあるので、8時から10時までに重要指標がないか確認する。
主に日本の指標。 - 週明けや連休明けにゴトー日がある時はアノマリーが弱いことがある。
(週末や連休前に決済する企業も多くなるため) - 手法を使うのは技術です。
検証や実際に値動きを見て、自分で理解・納得して実践していきましょう。
慣れるまでは低ロットで練習しましょう!!